本気で選んだ少年サンデーお気に入り漫画ランキング

近年言われている出版業界冬の時代。その中でも漫画雑誌は特に苦戦していて、今回紹介する少年サンデーは30年前のピークの10分の1になろうかというほどの苦戦ぶり。単純に漫画雑誌の数が増えただけでなく、TwitterやPixivでいくらでも無料で漫画が読める時代。そんなわざわざ漫画雑誌なんてと思っている人は多いはず。2年前ぐらいの自分も含めて。

だからこそ伝えたい、少年漫画誌の代表的存在とも言えるサンデーにはやはり面白い漫画が沢山あるのだと。なので自分がハマった漫画たちを紹介していきたいと思います!

第5位 名探偵コナン

名探偵コナン 94 (少年サンデーコミックス)

名探偵コナン 94 (少年サンデーコミックス)

 

まあ流石にコナンを知らない人はいないでしょ。サンデーの顔とも言える作品。20年の連載の中で作られてきたキメの細かい人物関係図は、初めて見るとすごく難しいけど少しずつ紐解いていくとめちゃくちゃ面白いので、ネットで調べながら読むと凄く面白いということにようやく気づいた。お気に入りキャラは世良真純です。

第4位 だがしかし

だがしかし 11 (少年サンデーコミックス)

だがしかし 11 (少年サンデーコミックス)

 

 ついこの前完結したよね。駄菓子バカが駄菓子バカに駄菓子を語る作品は、駄菓子というテーマ一つで、駄菓子屋のある小さな町一つで、両手で数えられるぐらいのキャラクター数で、どうやったらここまで話が広がるのかとビックリするよね。

だから作者もかなりの駄菓子狂いなのかと思ってたら、人並みに好きだった程度で出した案がたまたま通ったから描いたっていうのをどこかで見て衝撃受けた気がする。お気に入りキャラはお好み焼き屋の玉井ちゃんです。

第3位 シノビノ 

シノビノ(1) (少年サンデーコミックス)

シノビノ(1) (少年サンデーコミックス)

 

 沢村保祐という実在した江戸時代の忍びの話をゴリッゴリに改造した全く新しい忍者作品。作中に登場する「この事件は史実には一切残っていない、だがこの時この場にいた者たちには、記憶から消せない夜になる。」という文が凄く好き。知っている歴史と違ったってそれが嘘だかは分からない、目に見えるものが真実とは限らないようにね、的な。

それにしても少年誌では珍しいぐらいに女っ気が少ない。女の敵だと思った人物が実は男だったっていうぐらいには女っ気が少ないのが良い。あまりにも女性の身体描写で攻めてる作品はちょっと苦手なので...。お気に入りキャラはゲスい坂本龍馬です。

第2位 天使とアクト!!

天使とアクト!! 1 (少年サンデーコミックス)

天使とアクト!! 1 (少年サンデーコミックス)

 
天使とアクト!! 15 (少年サンデーコミックス)

天使とアクト!! 15 (少年サンデーコミックス)

 

祝・完結!一流の声優を目指す天才的な頭脳と絶望的な口の悪さを持つアクトが、紆余曲折を経ながらひたすら上を目指す物語。長期連載とだけあって主人公も現実の時間と同じように成長していったので、比較的初期から追いかけていった身としては感慨深いです。ほら見てよこの1巻と15巻の表紙を。ポーズは一緒なのに表情が全然違うんだよ!良き!お気に入りキャラは落語家の豆饅頭ちゃんと時々見切れてる出雲くん。

第1位 保安官エヴァンスの嘘 ~DEAD OR LOVE~

保安官エヴァンスの嘘 4: ~DEAD OR LOVE~ (少年サンデーコミックス)

保安官エヴァンスの嘘 4: ~DEAD OR LOVE~ (少年サンデーコミックス)

 

 超オススメの作品。西部開拓時代、保安官のエヴァンスは町の平和を守り続けていたがその目的は全てモテるため。だが全然モテないというコメディ。実際なんだかんだモテかけてるのに物語にツッコミがいないせいでチャンスを全て逃す悲しい人、だから読んでる側としたらメチャクチャ面白いのです。

あと見てよ、この単行本の表紙。凄くカッコ良くない?日本の漫画では珍しい西部がテーマで、そこにラブコメをぶっこんでるのに全然違和感というか、珍しさを感じさせない世界観。好き。お気に入りキャラは、まあフィービー・オークレイだよね。

 

ということで、漫画が世に溢れている時代に見つけたオススメさんたちでした。わあ、ディズニー関係ない記事いつぶりだろう。