S1E9 私たちの1961年 - ガールミーツワールドレビュー
シェキラ!のRock and Roll It Upのようなエピソード。60年代風の演出が素敵。原題はGirl Meets 1961。
あらすじ
歴史の授業は1960年代について。先生はノリノリだが生徒たちは興味がない様子。そこで今週の課題は曽祖母、曽祖父が60年代に何をしていたのかを学ぶという物。そして調べていくうちに、ライリーの曽祖母はよく詩を書いていて、マヤの曽祖母はステージで歌を歌ったりしたが歌手になる夢を諦め、ルーカスの曽祖父はカウボーイでカントリーソングを歌う歌手でかなり人気が出たが、その後失敗してしまう。
一方1961年のCafe Heyにロージー・マギーという女性がここを訪れました。そして店主のギンズバーグの紹介で、ステージで歌う予定であるメイ・クラッターバケットと出会い、仲良くなる。その後メイはすぐに戻ってくるとロージーに言って別れるが、メイが戻ってくる事は無かった。
感想
現在(2014年)と1961年のそれぞれの場面が交互に出てきて、ライリー達の曽祖母達が意外な関係性を持っていたという物。ちょっと出来すぎてる感はあるけど、そこが良い。現在はスヴォルスキーさんが経営してるパン屋も50年前はカフェだったのね。そして今回スヴォルスキーさんが登場せずに店員さんだけなのは単純にシフトじゃ無いだけなのか大人の事情なのか笑
そして印象的なのが1961年風の演出。現在のシーンと差をつけるために全体的に暗くなって、レトロな雰囲気を醸し出してるよね。セットも素敵だし、何より出演者の格好だよね。Rowan演じるロージーはオードリー・ヘプバーンを意識した感じになってて、やっぱり似てる。
そして今回のエピソードは珍しく歌が多い。ルーカスの曽祖父であるマーリン(マーリンって魔法使いみたいな名前だってファークルが言ってた)、マヤの曽祖母のメイ、そしてマヤ。
(2つめの動画でMaya Hartsってなってるけど正しくはMaya Hart)
日本だと少ないけど、カフェとかレストランの中にステージがあってそこで誰かがパフォーマンスをするってよくあるよね。マーリンはいわゆる陽気なカントリーソング、メイは悲しげな曲で対比があって良いよね。
そしてロージーがカフェに入ってすぐギンズバーグにChickって呼ばれて、その後Chick. Down here I'm a Chick.って言うんだけど、このセリフは第1話でライリーが地下鉄の駅に入った時に言った言葉と全く一緒でもう感動。こういう小ネタ大好きです。