S1E10 心をつなぐビジネス - ガールミーツワールドレビュー

ファークルが凄くファークルっぽいエピソード。原題はGirl Meets Crazy Hat。

あらすじ

雨の日のニューヨーク。ライリーとマヤはいつも地下鉄の駅にいる帽子おばさんに声をかけてみる。彼女はいつも駅のベンチに座っていて人々を見ているが、ライリーは彼女を見ているうちに自分の将来が心配になってしまう。その事を授業中にコーリーに相談すると、授業の一環としてマフィン販売体験をする事になる。

ライリーとファークル、マヤとルーカスのチームに分かれるが、ライリーとファークルのマフィンばっかり売れて、マヤとルーカスのマフィンは全く売れない。それもそのはず、マヤとルーカスのマフィンはオーガニックなのに対し、ライリーとファークルのマフィンは砂糖だらけ。そして売り上げを伸ばしたファークルはライリーをクビにし、ルーカスとマヤのマフィン屋さんを買収してしまう。

感想

今回帽子おばさんことエヴァリンさんが再び登場。第1話で地下鉄の中でライリーと席を変わって、その後親友がいる(なお現在は絶交中)って言った人ね。何かぱっと見は貧乏そうだけど、実際は実業家で、自分の名前のビルを持ってるらしいね。日本ではビルに自分の名前をつける事なんてそうそう無いけどね。

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そしてライリーの一言がきっかけとなってマフィンの販売体験する事になるけど、これって歴史の授業だよね?教科書的にはベルギーの独立戦争の話のはずなのに...子供達的にはコーリーって良い先生でも、教育委員会的には凄く厄介者な気が笑

そしてファークルの作ったマフィンを食べたクラスメイト達が砂糖中毒になってるけど、何か調べてみたら2000年代に出てきた学説で話題になって、ドラマとかで題材として使われたんだけど、現在ではそんなこと無いって否定されているらしい。まあ体に悪いことには変わり無いけど。現在はアメリカでもオーガニックが重視されてるけど、やっぱ子供達は砂糖いっぱいのマフィン食べたいよね!気持ちはわかる!

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そして砂糖マフィンは売り上げが増えても中毒者を増やすだけなので、稼げる額が少なくても人々の役に立つビジネスの方が良いということで、雨が続いて困ってる人たちに向けたビジネスをしようということになり、色んな人から傘を寄付してもらい、それを地下鉄に駅に置いて使ってもらおうというプロジェクトを始めることに。ただお金のやり取りは無いからビジネスじゃ無くただのボランティアのような気がするが...そしてなんだかんだでこのプロジェクトは成功し、色んな人が支え合って雨の中でも地下鉄に乗れるのでした。みたいな。

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そしてこの最後に流れる歌はCathy Hellerさんという方のI'll Be By Your Side。友だち同士互いに支え合っていくみたいな感じの良い歌。