バッド・ヘア・デー 感想

ディズニーチャンネルオリジナルムービー(DCOM)であるバッド・ヘア・デー(原題:Bad Hair Day)の感想記事。もちろんネタバレ含むので、鑑賞後に読んでね。

 


Bad Hair Day | Trailer - YouTube


Bad Hair Day | For The Ride | Laura Marano | Music ..

 

学園祭プロムを控え準備に余念がないモニカ。パーティー用のドレスも靴も髪型もネット投票で決めていました。しかし当日目覚めると、髪はぐちゃぐちゃ、ドレスも傷み、靴も壊れていて愕然とします。そこへ、モニカが質店で買ったネックレスを探していると言って、FBI捜査官だという女性リズが現れます。

 

バッドヘアデーっていうのは、その名の通り髪がぐちゃぐちゃな一日っていう意味なんだけど、それが派生して髪がぐちゃぐちゃなぐらい嫌な一日っていう意味もあるんだよね。そして今回の映画ではその二つの意味が上手く使われていて良かった!

 

まず最初はプロム前日の夜。そしてまさかのプロムクイーンをインターネットで投票するという所に衝撃を覚えた笑 しかも結果がリアルタイムで分かって誰でもそれが見えてしまうっていう。さすがに実際は違うんだよね?現実世界でもこんな事は起きていないよね?よね?

 

そして朝モニカ(ローラ・マラノ)が目覚めたらドレスや靴がめちゃくちゃに。そして髪が崩壊状態。(これ地毛じゃなくってウィッグなんだって。当たり前か。) そして友達のシエラからも引かれるというありさま。

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そんな中リズ(リー・エリン・ベーカー)というFBI捜査官がモニカを訪ねる。実はモニカが近所の店で購入したネックレスは大泥棒のピアス(クリスチャン・キャンベル)が盗んだ本物の宝石だったらしい。 やっぱこの映画の一番いいところは悪役のピアスの立ち回りだと思う。なんか強すぎず弱すぎずっていう感じ。「彼女はモンスター・ファイター」みたいに無駄に強いと、やられたと思ったらやられてないとかになってちょっと嫌になるし(あのおばさんしぶとい。)、「カンペキ・ボーイ」の泥棒みたいに弱すぎるとつまんないし。特に今回は、警察がずっと追いかけているけどつかまっていない大泥棒だから、すんなり捕まんなくてよかった。まあ捕まったけどね。でもそれはリズに対して油断していたからだったし。油断しすぎだとは思うが、まあ気にしない。

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確かに悲惨な事もあってモニカにとってバッド・ヘア・デーだったけれど、最後には警察の保管所でドレスなどをもらっていざプロムへ。にしてもDCOMのエンディングってプロムとかのダンスパーティーで終わることが多いよね。まあ一種の伝統だ。うん。

 

今回は髪の毛がぐちゃぐちゃになったのを直すお話なのかと思ったら、ネックレスとそれを奪いあう戦いになっていて観てて楽しかった!車でのアクションシーンとかCG感はあるけど少しハラハラするよね!車から炎がドーンとか!笑 そして最後は全ての問題も解決し、プロムクイーンにも選ばれめでたしめでたし。心温まるラストだし、違和感も少なくって良かった。良い映画。